
シミを消す化粧品を探すなら、それはやっぱり薬局じゃない?!
初めて買う人は特に、色んな化粧品を見比べてから決めたいですよね。
又、シミを消す化粧品によく配合されているハイドロキノンって知っていますか?
なぜこんなにハイドロキノン配合のモノが増えたのか、その働きとメリット・デメリットについてもご紹介します!
目次
シミを消す化粧品は薬局がベスト?
薬局での豊富なラインナップ
「そろそろシミを消す化粧品、チェックしとこうかなあ~」と思ったら、有名化粧品の店舗へ出向くよりも、まずは薬局へ行く事をおすすめします。
最近は薬局での化粧品のラインナップはすごいですよ!
ネットでシミを消す化粧品をサーチするとよく出てくるブランド、シリーズとかが、薬局にもかなり並んでますからねー!
例えは、専科(資生堂)の美白シリーズ、polaのダイレクトホワイトシリーズ、肌ラボの白潤シリーズ、フジフィルムのアスタリフトホワイトなんかもあるんですよ。
ビーグレン、アンプルールもしっかりと並んでるし、注目のハイドロキノン配合のものはヨリドリミドリ~?!
あなたも「オオー、薬局さいこう、便利ー♪」と思うに違いありません^^
特にシミを消す化粧品は初めてという人は、御ひいきの化粧品店舗もいいですが、まず薬局のラインナップを見ておくのが良いでしょう♪
薬局で探す利点
シミを消す化粧品選びに薬局へ行く利点は、豊富なラインナップという以外にも色々あるんですよ。
シミを消す化粧品に入っているハイドロキノンとは?
あなたは、ハイドロキノンって聞いた事ありますか?
実はハイドロキノンはコーヒー、紅茶、麦芽、ブルーベリー、イチゴなんかにも含まれている天然成分。
でも以前は美容クリニックなどでは使われていましたが、日本で市販の化粧品には認められていない成分でした。
日本で認可され市販で出始めたのが2001年頃なので、暫くは知らない人が殆どだったんです。
今はその美白パワーを実感する人が増え、一気に名前が知れ渡りました!
ではハイドロキノンとはどんなものか、美白作用のほどはどうか、見てみましょうね!
ハイドロキノンの美白作用
海外ではずっと前から美白に使われていたんですが、日本では石橋を叩きに叩き^^;化粧品にはなかなか認められなかったんですね。
まあそれだけ強力って感じがします^^
強力とは言っても一度つけたらシミが消えるとか、驚くほどの即効性があるという事はないです。
想像よりはじっくり美白していくという感じ。
また完全にシミの根を絶やすとか言うものでもないですよ。
ほくろや特殊なシミ、病的なシミには使わないで下さい!
皮膚科に相談するべきシミもあるので、むやみにハイドロキノンさえつければいい等と判断しないで下さいね!
市販では濃度4%までで、5%以上は医師の処方が必要になります。
で、4%は高濃度なほうで、今の所「高濃度のものを使ったら白斑になった」などの報告はほぼないものの、継続しないほうが良さそうですね。
ハイドロキノン配合の化粧品のコスト
比較的高く、5000円~10000円以上といったところでしょうか。
濃度の高いものが比較的高めに売っていますが、高いものがシミに良いと単純判断してはいけません!
炎症や白斑の不安が高まりますから、一般的には2%くらいの濃度で浸透のよい化粧品が良いと言えます。
ちょっと不安で買いたいのに買えずにいる人は、皮膚科や薬剤師さんなどに相談すると良いですね。
また、アメリカやハワイでは「シミ消しクリーム」として有名なハイドロキノン入りのクリームが割と安価で売っています。
気になる人はこちらもチェックしてみてください。
ハイドロキノンのメリット
皮膚の定期的なターンオーバーではずっと消えなかったシミも、ハイドロキノンの還元作用によって薄くしていける可能性が大きいんです。
ハイドロキノンに対して世間でよく聞くフレーズが、「お肌の漂白剤」^^
それだけ期待できる成分という事ですね~!
又、同時に新しいシミを作らないように予防の働きもしてくれるんですから嬉しい限りです♪
あとハイドロキノンは、ニキビや虫刺されの後にできたシミ、そしてシワにも嬉しい効果をもたらしてくれるんです。
あくまでも化粧品に配合しているので、シミのレーザー治療ほどはいきませんが、かなりの期待が。
皮膚のより深く(と言っても角質までで、真皮までは普通はいかない)にアクセスします。
浸透のよい化粧品であれば、よりよく力を発揮するでしょうね♪
ハイドロキノンのデメリット
ずっとあったシミやくすみを薄くしていく分、かなり強い成分といえます。
なので中には肌に合わなく、まれに炎症を起す人も>< 又、ハイドロキノンという成分は酸化しやすいという面があります。
酸化するとベンゾキノンという成分ができ、これが肌に刺激が強いのです。
そしてこれはちょっと意外なんですが、
ハイドロキノンは紫外線に弱いため、配合されている化粧品を塗っている時は、もっと日よけをしなくてはいけません!
でなければ既にあるシミがもっと濃くなる可能性があるのも事実>< 又、ハイドロキノンの濃度は化粧品ではごく限られていますが、炎症や白斑ができる危険性はゼロではありませんよ!
ハイドロキノン配合のモノの選び方や使い方を間違わなければ、シミを消す優れた成分となるのです(^^)
薬局なら薬剤師さんにちょっと尋ねてみてもいいですね。
「化粧品の事はちょっと...」と用心して何もアドバイスをくれない場合もありますが><
シミを消す化粧品と捉えているモノは?
私達が気軽に「シミを消す化粧品」と言っているモノには複数のタイプがあり、ざっくり分けるとこんな感じです。
シミの予防効果がある化粧品
一つには、シミができないように予防する作用のある化粧品です。
それは、これからシミやくすみができないようにメラニン生成を抑制することでもあります。
でも過去に浴びた紫外線の影響が後に現れてくる可能性は少なくないので、今から予防をしてもやはりシミが出てくることも>< 皮膚の奥のほうで既にシミの予備軍を作ってしまっていたら(なかなか気づけませんが)表面化しないように予防しなければいけません!
美白作用がある化粧品
顔全体に塗る化粧品は、顔全体に美白作用をもたらすモノです。
私達はこういうのも漠然と「シミを消す化粧品」と思っている場合がありますが、シミを薄くするとも何も説明には書いていないはず。
でも顔全体が色白になると共に「シミも薄くなった」「シミが消えた!」といっているカスタマー達がいるのも事実。
化粧品の製造元は、一言も「シミを消す化粧品」と言っていないにもかかわらず、実際に使ったカスタマー達の感想は違うのです^^
それで口コミなどで、「○○化粧品はシミを消す」と広がるんですね~。
まあ、シミが消えなかった人や使い心地が合わなかった人も世間にいるわけです。
良い手応えが無かった人達からすると、「あれは効果なんて無い」「シミを消すなんて嘘だ」「化粧品でシミは消えない」と。
最近の化粧品では、薬事法に引っかかる表現で宣伝しているモノは殆どありません。
ヘルスや美容の分野は厳しいですからね^^
ただ現場で化粧品を試すカスタマー達にとっては、「シミ消します」と書いていなくても、消えたと感じたら「シミを消す化粧品」なんです。
予防と美白効果がある化粧品
いわゆるシミを消す化粧品、美白化粧品は、予防も兼ねているモノが多いです。
中には「シミを予防するし、美白作用があるので、くすみ等もスッキリし...」という感じの比較的クリアに記述している化粧品があります♪
逆に化粧品によっては商品説明がクリアに表現されていない、漠然と匂わせた表現のものも。
できたシミを消すか薄くする化粧品
シミの部分に集中してつける美容液があります。
これはまさしく、できてしまっているシミを消すか薄くする期待が持てる化粧品。
でも化粧品、医薬部外品の表現のルールが厳しいので、「シミを消すor薄くする化粧品です」と簡単には書き表せないんです。
よっぽどの裏づけのあるモノ、殆ど薬の分野のモノでなければ。
ちょっと遠まわしの表現になっていても、できたシミを目立たなくするように開発されているものは確かにありますよ。
そして実際「使ってみてシミが消えた」「薄くなった」という口コミも^^
美白やシミ消しになっても予防にはならない化粧品
例えばトレチノインという成分はハイドロキノンみたいにパワーがある成分として知られています。
でもこれはできているシミには対応するが、将来的なシミを予防する働きはないようです。
ただ、トレチノイン以外に予防作用のある成分も配合しているでしょうから、結局は予防にもなる商品になっていると思います。
シミを消す化粧品は薬局で
シミを消す化粧品を買うとき、「私はもうこのアイテムに決めてるの!」と、お気に入りが既にある人は大丈夫ですね。
初めて買おうとしている人は、まずは薬局で陳列しているものをザッと見てみると良いでしょう。
ネットで軽く予習してから行くのも良し。
薬局の人に訪ねてみるのも良し。
ハイドロキノンは良いですが、もし抵抗があるなら、それ以外の天然由来や使い心地の良さそうなものを、まず使ってみては?
インスピレーションで「コレかな?」というものがドンピシャだったりすることも♪